金融のしくみ

金融は私たちの生活に深く関わっている。

厚生年金保険料上限引き上げ

会社員らが加入する厚生年金の保険料について、上限を引き上げる政令改定が14日に公布されました。

月収63万5千円以上の高所得の人を対象に、本人と会社が負担する保険料は9月から労使合計で月5千円強高くなるようで、これによって厚生年金保険料の上限は労使折半前で月額11万3460円から11万8950円に引き上がります。

年金
年金

政令改定は、厚生年金の保険料や給付の算出の基礎となる「標準報酬月額」の上限を20年ぶりに見直すというもので、これまでは月収60万5千円以上の人を対象にした62万円が天井だったのですが、9月以降、月収63万5千円以上の人を対象に65万円の上限が設けられます。

高所得者の保険料の上限は、62万円×18.3%=11万3460円で、これを会社と本人の労使で折半し、毎月の給与から天引きされるのは半分の5万6730円だったのですが、9月分からは65万円×18.3%=11万8950円が保険料の上限となり、該当する会社員の天引き額は5万9475円になります。

コロナ発生とタイミングで「法律の要件を満たしている」として改定に踏み切ったようですが、ここまで空気の読めないのはいかがなものでしょうね?

臨機応変に対応できない組織は、民間ではあっという間に倒産です。 どんどん日本を悪くしていることに気付くべきですよね。

高い税金を取られてもいいと思えるような国を目指すべきなんですけどね。