金融のしくみ

金融は私たちの生活に深く関わっている。

金利

フラット35、最頻金利が下降

住宅金融支援機構が取扱金融機関が提供する「フラット35」(買取型)の2024年4月の適用金利を発表し、融資率9割以下・借入期間21年以上の金利は、年1.820%(前月比0.020%下降)~3.210%(同0.240%下降)。取扱金融機関が提供する最も多い金利(最頻金利…

長期金利低下、3週間ぶり低水

日銀の政策修正観測が後退しており、債券に買いが入っている(利回りは低下)。 10年債利回りは0.563%付近まで低下、昨年12月21日以来の低水準。 金利の上下 今朝発表された11月の実質賃金が予想以上に減少、7カ月ぶりの減少率となったことを受け、日銀の政…

メガバンク、固定型の住宅ローン金利引き上げ

メガバンク3行が、11月から固定型の住宅ローン金利を引き上げています。 メガバンク 10年固定では0・10~0・15%幅上げ、各行の水準は、10~12年ぶりの高さとなります。 日銀は、緩和策を修正し、長期金利の上昇をこれまでより許容するとし、今後、長期金利が…

日銀、長期金利2%なら国債含み損50兆円

日銀の内田真一副総裁が衆院財務金融委員会で、長期金利が2%に上昇した場合に日銀の保有国債に生じる含み損が約50兆円になるとの試算を示しました。 内田日銀副総裁 日銀は、国債について満期保有を前提とした会計処理を採用しており、含み損が発生しても直…

住宅ローン金利、6年ぶり高水準

住宅ローンの固定金利が上昇しており、2月適用分について、三菱UFJ銀行が10年固定型の基準金利を年3.49%、三井住友銀行は年3.5%、みずほ銀行が年2.8%にそろって引き上げるのだそうです。 3メガバンクの金利はいずれも2015年~16年以来の高水準となり、長期金…

上昇続く超長期金利

償還期間が10年を超える超長期国債の利回りが上昇しているようで、30年債と40年債の利回りが約1年ぶりの高水準となっているようです。 金利 上昇の背景にあるのは、新型コロナで打撃を受けた世界経済の回復期待の高まりで、1日にアメリカサプライマネジメン…

超長期金利に上昇圧力

償還期間が10年を上回る超長期債の利回りに上昇圧力が高まっています。 というのも、新型コロナウイルス感染拡大による株安が一段落し、政府の経済対策に伴う国債増発で需給の緩みも意識されていて、経済危機の局面で中央銀行は金利低下を促すことが多いが、…

債権の話

金利は、お金のコストともいわれていて、お金のない人がお金のある人からお金を借りた場合、利子をつけてお金を返済することになるのですが、この利子が金利で、借りる側から見れば、金利自体、コストでしかありません。 逆に、貸した側から見れば、金利は収…

アメリカ長期金利が急低下

長期金利の低下が世界で加速し、アメリカ10年物国債利回りが7日に一時、前日より0.14%低い1.59%へと急低下(価格は上昇)しました。 米中対立や世界経済への先行き不安と世界的な利下げを受け、マネーが国債に逃避しているようで、投資家のリスク回避姿勢が…

金利とインフレの関係

名目金利というのは、一般的に金利と言われているもので、物価上昇率などを勘案して調整を行っていない表面上の金利のことで、見かけの数値にしかすぎず、この数字は、「実質金利-インフレ率」で導くことができます。 それでは、インフレ率とは??? 日銀が…