金融のしくみ

金融は私たちの生活に深く関わっている。

日銀

物価上昇継続で「追加利上げの可能性高い

日銀の植田和男総裁がワシントンで講演し、一時的要因を除いて基調的に物価が上昇し続ければ「(追加で)金利を引き上げる可能性が非常に高い」との考えを改めて示しました。 日銀 具体的時期は言及しなかったのですが、外国為替市場では日米の金利差が意識…

含み損10兆5000億円

日銀が保有する国債の含み損が9月末時点で10兆5000億円に拡大し、比較可能な2004年度以降で最大となりました。 日銀 日銀による金利操作の見直しで長期金利が上昇したことが主な要因となっているようで、日銀が公表した今年度上半期の決算によれば、今年9月…

円安への対処、悩む日銀

日銀が金融政策決定会合を開き、当面の金融政策を決めるのですが、3月以降、対ドルで一時14円以上進んだ円安やそれを背景とした物価上昇への対応に関心が集まっているのですが、現時点で日銀は本格的な利上げと距離を置くようです。 今のコストプッシュ型の…

気候変動対応オペ

日銀が、2021年9月22日の金融政策決定会合で、金融機関に対して脱炭素の投融資を支援する「気候変動対応を支援するための資金供給オペレーション」(気候変動対応オペ)の詳細を決定。 この制度は、日銀が貸付利率0%で民間の金融機関に長期資金を提供する仕…

マネタリーベース、7月平残は654兆円

日銀が3日発表した7月のマネタリーベースの平均残高は前年比15.3%増の654兆1081億円となり、残高が過去最高を更新、日銀の国債買い入れで潤沢な資金供給が継続しており、新型コロナウイルスの感染拡大で金融機関向けのコロナオペが導入された前年の反動で…

日銀の総資産額

日銀の資産が、新型コロナウイルスの感染拡大によって追加の金融緩和に踏み切り、国債やETFなどの買い入れを増やしたことなどから、9月末時点の総資産額が690兆円となり、過去最高を更新したのだそうです。 4月から9月までの中間決算によれば、9月末時点の総…

日銀、臨時決定会合を開催

日銀が臨時の政策委員会・金融政策決定会合を22日午前9時から開催するのだそうです。 この会合では、4月の前回決定会合で黒田東彦総裁が執行部に指示した、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている中小企業などに対する新たな資金繰り支援制度の詳…

日銀、ETF購入を12兆円に

日銀は16日正午に緊急的に開いた金融政策決定会合で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う金融市場や経済の動揺をおさえるための措置を決め、現在、年6兆円としている上場投資信託(ETF)の購入目標額を12兆円に倍増し、大企業が発行するコマーシャルペーパ…

日銀、綱渡り

日銀の金融緩和の柱でもある資金供給量拡大が岐路にさしかかっており、過去に買い入れた国債が満期を迎え、大量に償還されるようですね。 2020年は購入と償還が差し引きトントンまで落ち込む可能性があるのだそうで、さらに購入を増やしてしまうと過度な金利…

金融緩和維持

日銀が金融政策決定会合で、短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導する金融緩和策の現状維持を決める見通しなのだそうです。 金融緩和策の現状維持は9人いる政策委員の賛成多数で決まる見込みとなっており、長短金利操作のほか、上場投資信託(…

通貨、金融の調節

日本のお金は、日本銀行、つまり日銀が発行しています。 そもそも日銀は法律によって「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資する」ことが理念とされており、この理念に基づいて、通貨及び金融の調節を行っています。 この物価の安定を図る…