お金の貸し借り。 銀行にお金を預けたり、企業が株式を発行して、資本金を集めたり・・・。 つまり、お金の貸し借りこそが金融で、いわば、お金のあるところから、ないところへと動いていくことが金融なのです。
現代では、この金融は必要不可欠なもので、もし金融というものがなければ、企業は設けた利益の中でしか活動できませんし、新規ビジネスや新たな投資なんて到底行えません。
それだけならまだしも、利益の中で、運転資金さえ生むことができなくなった場合、生産も販売もストップし、挙句の果てに従業員への給与も払えなくなり、倒産ということになります。
こんな世界では、一握りのお金を持っている人しかビジネスできないということになりますよね。 こんな世界、面白くないでしょ?
個人に当てはめてみても、お金はなければなにもできないわけですから、住宅ローンもカーローンも組むことができず、手元にお金がなければ、何も手にすることはできません。
大昔なら、まだそれでもいいのかもしれませんが、いまのネットワーク社会で、生活するにはとても不便ですよね。
つまり、金融というのは、お金持ちや経営者だけのものではなく、私たちひとりひとりがしっかりとした知識をもっていなければならないのです。